ITパスポート試験は,すべての職業人が共通に備えておきたい,ITに関する基礎的知識の理解度を評価します。
“グローバルなコミュニケーション社会において,企業情報を安全に扱い,ITで明日の強い企業を創るビジネスイノベーションを支える基礎知識を持った人材”
◎具体的には,以下のような人材です。
現代の社会では,ITが生活の隅々まで浸透しています。ITを日常的に活用することで,私たちの仕事や暮らしはとても便利なものとなりました。
今なおITは成長を続け,新しいITを取り入れた社会へと発展を続けています。
こうした中,国民一人ひとりが働く上でも生活する上でも,ITを正しく使いこなす術(すべ)や正確な知識を身につけてこそ,その効果が最大限発揮され,望ましいIT社会の実現に向かうと期待されます。
これからの社会では,全ての人に基礎的な素養として「IT力」が求められています。
職業人(になろうとする人)一人ひとりに求められるIT力とは,パソコンの操作ができる・パソコンを使ってデータの処理ができるということだけではなく,
などの視点から,ITの基礎的知識を身につけておくことが求められます。
こうした時代のニーズに応えるため,独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)では,すべての職業人が共通に備えておきたい,ITに関する基礎的知識を測る「ITパスポート試験」を実施しています。
(IPA ITパスポート試験®ウェブサイトより)
四肢択一,100問(*)
120分
IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいた評価点が次の①,②の両方を満たす場合に合格。
(*) 総合評価は92問,分野別評価はストラテジ系32問,マネジメント系18問,テクノロジ系42問で行う。 残りの8問は今後のITパスポート試験で出題する問題を評価するために使われる。
(IPA ITパスポート試験®ウェブサイトより)
財務,法務,経営戦略など経営全般に関する基本的な考え方,特徴など
システム開発,プロジェクトマネジメントなどIT管理に関する基本的な考え方,特徴など
ネットワーク,セキュリティ,データベースなどIT技術に関する基本的な考え方,特徴など
ITパスポート試験出題範囲 (2012年変更箇所表示版) , ITパスポート試験シラバス(Ver 3.0) (2015年変更箇所表示版) , 用語・プログラム言語など(Ver 2.3)
(IPA ITパスポート試験®ウェブサイトより)
(IPA ITパスポート試験®ウェブサイトより)
ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
すぎうら しげき <>